2026/05/31 10:29


母の山に入ると、気づくことがあります。
同じ山の、同じ松なのに、
今日はなんだか葉の色が濃い気がする。
松脂の香りがいつもより濃い日がある。
気のせいかな、とずっと思っていました。


ところが最近、こんな話を知りました。
植物は、月の満ち欠けに合わせて
体の中の水分や養分を動かしている、というのです。
満月に近づくにつれ、
養分が葉や枝の先へと引き上げられていく。
新月に向かうにつれ、
根や幹の方へと戻っていく。
農業の世界では古くから言われてきたこと。
バイオダイナミック農法と呼ばれる農業では、満月の前後に種まきや収穫のタイミングを
合わせる農家さんがいます。
満月の塩、新月のお茶。
月のリズムに合わせて作られたものは、世界中にたくさんあります。
そういえば、女性の体のリズムも月の周期とほぼ同じ、約29日。
植物も、女性の体も、同じ月のリズムの中にいるのかもしれない。
そう思うと、なんだか不思議な気持ちになります。


科学的にはまだ「研究途中」の話です。
でも、長年土と山と向き合ってきた人たちが、経験として積み上げてきたことでもある。
私が「なんとなくそんな気がする」を大切にするように、
彼らにも「そんな気がする」があったのかも、と思います。
そう考えると、山の松葉を剪定するタイミングも、採取に行く日も、
もしかしたら月を意識してみてもいいのかもしれない。



本日、5月31日は満月です。
しかも今月は月に2回満月が訪れる、ブルームーンと呼ばれる特別な月。
その日に松葉を採る。
満月のタイミングに葉先へ養分が集まっているとしたら、
その松葉で作るジュースは、どんな一杯になるのだろう。
ちょっとわくわくしながら、ぐんぐん伸びている松の若葉をいただきました。

「気がする」どまりかもしれない。
でも、月を意識しながら松と向き合う朝は、なんだかいつもと少し違う気がしています。


満月の松葉ジュース。
たくさんは作れませんが、松葉ジュースにご興味のある方は商品ページまで。
先着5名様まで満月採りの松葉ジュースをお送りします。